日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

祝・復帰!

桜のことを書こうかと思っていましたが、過ぎて新緑の季節になりそうです。
水天宮も新しくなり、久しぶりに戌の日の長い行列がありましたよ。
前の日曜日でしたから、まだ沿道の桜が楽しめました。

昨日の月曜日から、それまでおよそ1年間産前産後休暇から育児休暇へと休暇を取っていた看護士が復帰しました。
現在当院には看護士が5名おりますが、そのうち2名は当院での仕事を始めてから結婚し、出産し、子育てをするお母さんです。

この業界ではめずらしいことだと思います。
結構過酷な仕事ですし、体力も必要です。
産前休暇前などは、そんなに働いて大丈夫なのかと、大きなお腹に僕の方が不安になります。

来院される方に、そのことをご存知の方がいらっっしゃいます。
職場の環境がよいのではないかと言ってもらえることがあります。
ある意味そうかも知れませんが、これは間違いなく看護士同士が仲良しだということに他なりません。

お互いに仕事に厳しく、お互いによい仕事を誇れる仲です。
だからこそ大きなお腹で頑張ってくれたり、復帰してくれたりなのだと思います。

動物病院には予防でこられる方以外は、病気や怪我で辛い状態の子が多く来ます。
飼主さんも同様に心を痛めていらっしゃいます。
そのような方々をいつもと同じ優しい顔で迎えてくれる看護士はとても貴重な存在です。

結束力が高い看護士達ですので、僕も刺激を受けています。
完全に「内部顧客」のような存在で、彼女達は僕の仕事にも目を光らせています。
頼もしい中で、プロフェッショナルの目で常に見られていますので、おかしなことはできません。

だから僕も頑張れます。
まずは復帰おめでとう。
これからもよろしくお願いします。