日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

日帰りの旅に行ってきました

先週のことですが、日帰りの旅に行ってきました。
朝の外来を診察した後に新幹線に飛び乗って盛岡へ。
出身大学の研究室の教授が今年退官ということで、最終講義がありました。
学生時代にはとてもお世話になった先生です。
僕は病理学研究室に在籍していました。
病気になった動物を肉眼的な検査と組織学的な検査を行って診断する研究室です。
どのような異常があるのか、または、ないのかを所見にまとめ、結果どのような病気なのかを診断します。
よく皆さんがご存じのものとしては、例えば体のどこかにできものができたときに、それが癌なのか違うのか、また、癌だとすると、良性なのか悪性なのか。それを肉眼的に、そして顕微鏡を使った組織学的に調べて診断をする学問です。
病理検査と呼ばれるものです。
教授も助教授も僕が在籍していた頃と同じ先生のままでした。
教官との再会は2年ぶりくらいでしたので、それほど懐かしいと思うことはなかったのですが、仲が良かった同級生3人での会話はとてもとても懐かしい気がしました。
盛岡と言いますと、麺どころです。
わんこ蕎麦、盛岡冷麺、じゃじゃ麺が盛岡の3大麺と言われます。
学生時代によく食べた冷麺は今銀座にも支店ができていて食べることができます。
→盛岡冷麺のお店「ぴょんぴょん舎銀座店」へのリンク
僕が盛岡で一番食べたかったのが、よく行った定食屋さんの鳥飯(とりはん)と言う丼です。
まだやっているという情報はありましたので、今回も駅から直接そのお店を目指しました。
ちょっと看板が変わっていましたが、おじさんもおばさんも変わらずとてもお元気そうでした。
多くの学生が訪れるお店ですが、僕の顔を覚えて下さっていて、「卒業生だべ」と歓迎してくださいました。
変わらない鳥飯の味が嬉しかったです。
その後に最終講義に出席し、少し早めの新幹線で東京に帰ってきました。
今月もいろいろなことがありました。
大学への日帰り旅はよい気分転換になりましたよ。