日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

骨折

日曜日の夜10時ごろ、他の病院から骨折のワンちゃんが転院してきました
前の病院で撮影したレントゲンをお持ちでした。
肘から手首までの骨が折れていて、治すには手術が必要です。
すでに応急的な処置は終わっていますので、翌日までは薬を使って痛みと取っておきます。
まだ本当に若い甘えんぼさんです。
早くに退院できるようにしなければなりません。
翌日、月曜日に手術をしました。
手術の方法はプレートを当ててスクリュー(ネジ)で留めるものを選択しました。
レントゲン写真をいくつかの角度から撮影し、手術の流れをシュミレーションします。
スタッフと打合せをして始めました。
なかなか時間がかかる場面もありましたが、うまく固定できたと思います。
治る早さは若い治癒力に期待です。
飼い主さんとお話をした結果、週末までの5日間だけ預かって、後はおうちで療養することになりました。
でも、このワンちゃんは本当にご面会の時には安心した顔をします
うちでどんなにケアしても、やっぱりお家にはかないません。
それは人も同様ですので、よくわかります。
それでも入院中はできるだけ快適に過ごして欲しいので、いろいろなことに気をつけながら看護します。
ワンちゃんが好きなオモチャを入れたり、食事をなるべくお家と同じようにしたり、ご面会は飼い主さんにお任せしてお好きなお時間に来て頂いております。
でもあと1日お泊まりしたら帰れるからね