日本橋動物病院だより

日本橋動物病院だより

この時期になりますと

桜の木が緑になってきましたね。
そろそろ新緑の季節でしょうか。
この時期になりますと、春に増える病気などを含めて、手術の件数が多くなります。
最近もかなりの数の手術があります。
その中で、子宮蓄膿症という病気があります。
発症時期は、ワンちゃんの体のリズムに関連しますので、同じような時期に多くの子が発症し治療を受けることも珍しくありません。
これは避妊手術を受けていないワンちゃん(女の子)が対象です。
手術済みのワンちゃんがこの病気になることは、まずありません。
病気の兆候や症状はいろいろとありますが、多くの子にみられるのはお水をたくさん飲んで、排尿回数が多くなります。
このような症状を多飲・多渇と言ったり、多飲・多尿と言ったりします。
それ以外にもいろいろな症状がありますし、多飲・多渇のみられない場合もあります。
何かいつもと違うことがありましたら、なるべく早くに動物病院にご相談されるのがよいかもしれません。