皮膚のトラブル
犬の皮膚病が増えています。特にかゆみを伴う皮膚病はこの時期に急増します。どうぶつ病院を利用する犬の10%以上でアトピー性皮膚炎がみられます。主な症状はかゆみですが、そのほかに湿疹ができたり、皮膚が赤みをおびたりとさまざまです。夜に眠れないほどかゆがることもあります。正しく診断して、正しく治療をすれば今よりはずっと快適な生活を送れるようになります。しかしながら、完治する病気ではないためにシャンプーを中心に日頃のスキンケアや症状に応じた薬が必要になることがあります。
健康診断
年に一度は健康診断を受けることをお勧めしています。特にこれまで一度も検査を受けたことがないワンちゃんネコちゃんは是非検討してみてください。当院では、血液検査、X線検査(レントゲン)、超音波検査(エコー)ができます。また、さらに詳しく検査が必要な場合には、近くの検査センターでCTやMRI検査も可能です。健康の証を記録に残したり、異常値がないことを数値で知ることもできます。それぞれの検査費用は、どのような項目を選択するかで異なります。来院されたときにご希望を伺った後で詳しくお伝えいたします。その後、検査日をお選びください。
ワクチン
伝染病は犬から犬、そして猫から猫へとうつる病気です。ワクチンで予防できる病気があります。狂犬病予防接種のように接種義務はありませんが、どうぶつを伝染病から守るために、ワンちゃんだと8種混合、ネコちゃんでしたら3種混合をおすすめしています。しかしながら、ワクチンの混合数は、それぞれの生活環境で変えるのが理想です。屋内や屋上だけで生活する場合には、それほど多くの混合ワクチンは必要ないかもしれません。また、外に出ることが無く、ときどきペットッホテルにお泊まりするだけの猫ちゃんでしたら、3種類のワクチンで充分かもしれません。
年に1回を毎年接種をすることをお勧めしています。これにはいろいろな意見があるようです。
例えば「他では3年に1度だった。」と言うものですが、これは大丈夫かもしれませんし、大丈夫ではないかもしれません。
ワクチン接種をすると、抗体と呼ばれるものが体内にできます。この抗体があるうちはその病気にならないか、あるいはなっても軽くですむことがほとんどです。この抗体が充分にあるうちはワクチン接種の必要がなく、抗体がなくなるとワクチン接種の時期となります。
では、どのようにして抗体の有無を確認するか。これは血液検査をするしかありません。毎年ワクチンが必要なのか、今年はナシで、来年や再来年で大丈夫なのかは血液検査でしか判定ができません。
通常は1年間は問題なく抗体が持続するようにワクチンは作られていますが、3年間となると大丈夫かもしれませんし、大丈夫ではないかもしれません。
そこで、毎年ワクチンを接種するか、あるいは毎年まずは抗体検査をして、抗体が充分にあればワクチンは延期し、抗体が不足していればワクチンを接種する。そのような選択もあります。
抗体が充分にあって、ワクチン接種を翌年に延期できればまだ良いのですが、抗体が不十分でその後にワクチン接種が必要となりますと、飼い主様の経済的負担は大きくなります。
かなり安全なワクチンを使用しています。ときに顔がむくんだり、元気がなくなることが稀にみられますが、その後数時間~1-2 日で元気に戻ってくれます。大多数のワンちゃん、ネコちゃんは何も問題は起こりません。
もし、1年以内にワクチン接種をされていない場合には、是非ご検討ください。
犬8種混合ワクチン7350円、猫3種混合ワクチン5775円、ともに税込

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